クライアントは、複数の光学/電子機器でグローバルトップシェアを持つ企業。その中のある主力製品のデジタル戦略立案とその一部実行を支援。
その製品の主ユーザーは、企業や大学、公的機関で最先端のテーマを扱う研究者であるが、クライアントの製品は、その性能と使いやすさで長年高い評価を得てきた。しかし、近年、ユーザーからはハード面の性能向上だけでなく、最新のデジタル技術を活用したソフト面の大幅な改良と機能充実を求める声が高まり、競合他社もその声に応えるサービス開発に注力している。このような市場環境の変化に対応するため、クライアントはモノ売りビジネスからの脱却を実現する必要があり、そのためのデジタル戦略の立案を支援。
具体的には、国内外の顧客/エキスパートへのインタビューや最先端の技術調査を踏まえ、デジタル技術を使って具体的にどのようなサービスを提供するのか、ビジネスモデル自体をどのように見直すのかを考え、クライアント企業と共に目指す将来像とその実現に向けた道筋を明確化。また、いくつかのサービスについては、PoC実施に向けた計画/評価方法も策定。